【注意喚起】日本語文字入力補助ソフトによる情報漏えいの危険性について

文部科学省大臣官房政策課情報化推進室から、一部の日本語文字入力補助ソフト(IME)による情報漏えいの危険性について注意喚起がありました。
それによると、特定の日本語文字入力補助ソフトが動作している状態では、キーボードから入力した内容が外部のサーバに送信され、そのサーバの運用者は入力された文字列を確認することが可能となります。これは意図せぬ情報漏えいにつながる危険性がありますので、ご注意ください。

■主要な日本語文字入力補助ソフトによる入力内容の外部送信について
「Baidu IME」、「Social IME」・・・初期設定で入力内容が外部のサーバに送信されることが確認できています。
「Microsoft IME」、「Office IME」、「ATOK」、「Google IME」・・・初期設定では入力内容を外部に送信していることは確認できませんでした。

■推奨する対処方法
・現在インストールしている日本語文字入力補助ソフトを確認する。
以下の手順で確認できます(Windows)。
[コントロールパネル]→[地域と言語]→[キーボードと言語]→[キーボードの変更]→[全般]→[既定の言語]及び[インストールされているサービス]

・日本語文字入力補助ソフトによる外部送信を防止する。
公開を前提としない情報を含む文書を作成する際には、使用する日本語文字入力補助ソフトについて、入力内容を送信しないように設定するか、そのような設定が困難な場合には使用しないことを推奨します。

※事務情報ネットワークに接続しているPCについては、情報企画班にて現在のインストール状況を確認し、対応する予定です。利用者側での対処は不要ですが、今後、新たに日本語文字入力補助ソフトをインストールする際にはご注意ください。

【本件問い合わせ先】
情報推進部 情報企画課 情報企画班

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