2015年6月 Adobe Flash Playerの脆弱性に関する注意喚起2

アドビシステムズ社より、Adobe Flash Playerの脆弱性が公表されました。この脆弱性を悪用された場合、リモートで任意のコードを実行される恐れがあります。Adobe Systems 社によると、本脆弱性を悪用する限定的な標的型攻撃を確認しているとのことです。今後の被害防止のために、以下を参照し、対策を検討することをお勧めします。

1.脆弱性を有するソフトウェア
Adobe Flash Player 18.0.0.161 およびそれ以前
(Internet Explorer、Google Chrome、Mozilla Firefox など)
お使いの Adobe Flash Player のバージョンは、以下のページで確認できます。
Adobe Flash Player: Version Information
https://www.adobe.com/jp/software/flash/about/

2.対策
アドビシステムズ社のサイト(3 関連サイト参照)から、最新バージョン(18.0.0.194)にアップデートしてください。更新作業は、利用するアプリケーションへの影響を考慮した上で行ってください。

3.関連サイト
Adobe Flash Player ダウンロードセンター
https://get.adobe.com/jp/flashplayer/

なお、Google Chrome は、標準で Adobe Flash Player が同梱されています。Google Chrome のアップデート時に、Adobe Flash Player が更新されます。
詳細は、Adobe Flash Player ダウンロードセンターの情報を参照してください。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2755801)
Internet Explorer 上の Adobe Flash Player の脆弱性に対応する更新プログラム
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/2755801.aspx

Security updates available for Adobe Flash Player
https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb15-14.html

※ Internet Explorer 以外のブラウザを使用している場合でも、Microsoft Office のように、Internet Explorer 用にインストールされているAdobe Flash Player を使用するソフトウェアがありますので、Internet Explorer 用の Adobe Flash Player も更新してください。

【本件問い合わせ先】
情報推進部 情報企画課 情報企画班 TEL:06-6879-4482(吹 4482,8989)