2015年10月 Adobe Flash Player の脆弱性に関する注意喚起

アドビシステムズ社より、Adobe Flash Playerの脆弱性(APSB15-25)が公表されました。今後の被害防止のために、以下のサイトを参照し、対策を検討することをお勧めします。

1.脆弱性を有するソフトウェア
Adobe Flash Player 19.0.0.185 およびそれ以前
(Internet Explorer、Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefox など)

この脆弱性を悪用された場合、Adobe Flash Player を不正終了されたり、リモートで任意のコードを実行されたりする恐れがあります。
なお、最新のバージョンに更新した後にも、未修正の脆弱性があるとの公開情報があります。「2. 対策及び回避策」を参考に対応を行うことを推奨します。

Security updates available for Adobe Flash Player
https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb15-25.html

2.対策及び回避策
アドビシステムズ社のサイト(3 関連サイト参照)から、最新バージョンにアップデートしてください。
また、未修正の脆弱性の影響を軽減するために、併せて以下に記載する回避策の適用をご検討ください。
なお、回避策を適用することで、一部アプリケーションが動作しなくなるなどの不具合が発生する可能性があります。回避策の適用については、十分に事前検証を行ってください。

– Internet Explorer の「インターネット オプション」からセキュリティタブを開き、インターネットゾーンおよびローカルイントラネットゾーンのセキュリティのレベルを「高」に設定してください。

3.関連サイト
Adobe Flash Player ダウンロードセンター
https://get.adobe.com/jp/flashplayer/

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2755801)
Internet Explorer 上の Adobe Flash Player の脆弱性に対応する更新プログラム
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/2755801.aspx

Adobe Flash Player のバージョンは、以下のページで確認できます。
Adobe Flash Player: Version Information
https://www.adobe.com/jp/software/flash/about/

※ Internet Explorer 以外のブラウザを使用している場合でも、Microsoft Office のように、Internet Explorer 用にインストールされているAdobe Flash Player を使用するソフトウェアがありますので、Internet Explorer 用の Adobe Flash Player も更新してください。

【本件問い合わせ先】

情報推進部 情報企画課 情報企画班 TEL:06-6879-4482(吹 4482,8989)