Adobe Flash Player の脆弱性 (APSB16-25) に関する注意喚起

アドビシステムズ社より、Adobe Flash Playerの脆弱性が公表されました。この脆弱性を悪用された場合、リモートによってアプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によって任意のコードが実行されたりする恐れがあります。
今後の被害防止のために、以下を参照し、対策を検討することをお勧めします。

1.脆弱性を有するソフトウエア
– Adobe Flash Player Desktop Runtime (22.0.0.192) およびそれ以前
(Internet Explorer, Mozilla Firefox, Safari など)
– Adobe Flash Player for Google Chrome (22.0.0.192) およびそれ以前
– Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11 (22.0.0.192) およびそれ以前
(Windows 10 および Windows 8.1)

お使いの Adobe Flash Player のバージョンは、以下のページで確認できます。
Adobe Flash Player: Version Information
https://www.adobe.com/jp/software/flash/about/

2.対策
アドビシステムズ社のサイト(3 関連サイト参照)から、最新バージョン(18.0.0.194)にアップデートしてください。更新作業は、利用するアプリケーションへの影響を考慮した上で行ってください。

3.関連サイト
Adobe Flash Player ダウンロードセンター
https://get.adobe.com/jp/flashplayer/

なお、以下のブラウザについて、Adobe Flash Player が同梱されています。

– Google Chrome
– Internet Explorer 11 (Windows 8.1 および Windows 10)
– Microsoft Edge (Windows 10)

Internet Explorer 11 や Microsoft Edge では、Windows Update などで最新の Adobe Flash Player が更新プログラムとして提供されます。Google Chrome は、Google Chrome のアップデート時に、Adobe Flash Player が更新されます。詳細は、以下の情報を参照してください。

MS16-093
Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム (3174060)
https://technet.microsoft.com/library/security/MS16-093

※ Internet Explorer 以外のブラウザを使用している場合でも、Microsoft Office のように、Internet Explorer 用にインストールされているAdobe Flash Player を使用するソフトウエアがありますので、Internet Explorer 用の Adobe Flash Player も更新してください。

【本件問い合わせ先】
情報推進部 情報企画課 情報企画班 TEL:06-6879-4482(吹 4482,8989)