無線LANで使用されるWPA2 における複数の脆弱性について

10月16日に、WPA2 における暗号鍵を特定される等の複数の脆弱性が公開されました。
本脆弱性が悪用された場合、無線LANの通信範囲に存在する第三者により、通信内容が盗聴される可能性があります。
現時点で、攻撃コードおよび攻撃被害は確認されていませんが、今後本脆弱性を悪用する攻撃が発生する可能性がありますので、下記対策を行うなどの検討をしてください。

【対策】
Windows については、Microsoft 社より本脆弱性の修正プログラムが10月に公開されています。

Windows
Microsoft Corporation Information for VU#228519
https://www.kb.cert.org/vuls/id/CHEU-AQNMYP

【回避策】
その他の OS 等で修正プログラムが公開されていない場合は、以下の回避策の実施をご検討下さい。

・HTTP のウェブサイトで重要な情報を送信しない。

•有線 LAN を使用する
無線 LAN (Wi-Fi) を使用せず、有線 LAN を使用することをご検討ください。

【本件問い合わせ先】
情報推進部 情報企画課 情報企画班 TEL:06-6879-4482(吹 4482,8989)